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一級小型自動車整備士の受験勉強を始めるにあたり、私の経験からのアドバイスです。
多少、参考になると思います。

テキストは日整連から発行されているものが4冊あります。現在は、平成17年に改定されたものです。
何度も受験されている方は、改定前のテキストを持っている方もいるはずです。
厳密に言うと、テキストは3パターンあります。
パターン1 初期のテキストで平成14年に出版された、表紙も内容もモノクロのテキストです。
パターン2 平成15年に出版された、カラー刷りのテキストです。パターン1のテキストの表紙と内容を色付けしたものです。
パターン3 平成16年に出版された最新版です。パターン2のテキストの一部を訂正したものです。

現行のテキストの案内(改定前とは表紙の色が違いますので、すぐ分かります。)
一級自動車整備士 エンジン電子制御装置(税込2,415円)
一級自動車整備士 シャシ電子制御装置(税込2,625円)
一級自動車整備士 総合診断・環境保全・安全管理(税込1,890円)
一級自動車整備士 自動車新技術(税込1,785円)

テキストは最寄の自動車整備振興会で入手できます。

改定前のテキストをお持ちの方は、以下のURLで訂正部分を確認しましょう。
(ただし、全ての訂正箇所が網羅されているとは限りません)
一級自動車整備士教科書の訂正 第3号(第二版発行分)
1級整備士用教科書「エンジン電子制御装置」訂正文
1級整備士用教科書「シャシ電子制御装置」訂正文

筆記試験に必要なテキストは、エンジン電子制御装置、シャシ電子制御装置、自動車新技術、環境保全、安全管理の部分です。
総合診断は口述試験の分野になりますので、筆記試験には必要ありません。

4冊を重ねて見てみると、とても厚く「これを全部理解し、覚えなければならないの!?」と思うのではないでしょうか。
でも、安心してください、エンジンのテキストをよく読むと、最初の、回路の見方、サーキットテスタ、オシロスコープは別として、センサ、アクチュエータの内容はほとんど同じことが重複されて書かれています。つまり、何でも彼んでも丸暗記方式ではなく、基礎をきっちりと理解してマスターしてしまえば、やらなければならない内容は半減します。この学習方法で、シャシのテキストの内容も半減します。
これで、学習すべき内容がいかに少なくて済むかがわかったと思います。
残りの、新技術と環境保全、安全管理、法令は残念ながら丸暗記です。


筆記試験の合格率は低いです。特に、検定試験の場合は顕著です。
不合格の方々が口を揃えて言うことは、「勉強している時間が無かった。時間があればよかったのに。残念!」です。
しかし、これは本当のことでしょうか?時間があれば合格できるのでしょうか?
時間はあるにこした事はありませんが、ダラダラと勉強していても、時間が経つにしたがって忘れることも多くなり合格から遠ざかってしまいます。
自分の能力を最大限に発揮するには、ある程度の時間(有り過ぎても、無さ過ぎてもダメ)と集中力、それから的を得た勉強方法です。
トンチンカンな勉強をいくらしていても無駄です。
例えば、
・2級の時のように過去問ばかり解いて試験に臨む。
・テキストをひと通り読んだだけで試験に臨む。
などです。

では、どのような勉強をすればよいのでしょうか?
まず、過去問は押えるべきです。出題される、内容のレベルが分かります
そして、教科書の中からまだ出題されていない部分が分かってきます。
1級の過去問は全部で250問です。2級と違いテキストを網羅しているわけではありません。
つまり、押えておかなければならない一部の内容は何度も出題されていますが、それ以外は、全て過去に出題されていない部分から選ばれています。
過去問で出題されたところではなく、出題されていないところを重点的に学習します。


一日に勉強した内容は、夜寝る前に、必ず確認しましょう。
実践方法は簡単です。
1.勉強しているとき、キーワードなど忘れてはいけない項目をチェックします。
   これが夜寝る前に確認する項目になります。
   その項目の数をカウントしておきます。
2.夜ベッドに入って、暗い中でカウントしておいた数だけ、項目が言えるか確認します。
3.全て言えたら、お休みください。
  最初のうちは、全て言えないことも多いでしょう。面倒くさくても、もう一度テキストを開き確認します。

この作業を続けると記憶や理解の補強になります。そして、「勉強している最中に覚えてしまおう」という気になり、学習効率が上がります。

お子様をお持ちの方は、お子様にも勧められてはいかがでしょうか?
例えば、1校時何の科目の授業だった?それで、何の勉強をしたの?2校時は?と聞いてみてください。
サッと、答えられたお子様は結構授業に集中しています。
でも、なかなかサッと答えられないでしょう。その位しか頭に残っていないということです。
毎日の会話の中で、授業の内容を聞き続けると、「今日も聞かれるから、しっかり覚えておこう。」となれば成績も上がるでしょう。


脳は科学です。
百マス計算が話題になったり、大人用の脳を鍛える本が流行ったり。
ITで情報はたくさん手に入りますが、人間は進化していません。
つまり、昔ながらの勉強方法(脳の鍛え方)が効率が良いのではないでしょうか。